かわいいワラジムシの飼育と繁殖:餌によし、ペットによし。

群がるワラジムシ

群がるワラジムシ

ハエトリグモの孵化直後の幼体に与えることのできる餌が無かったという経験から幼体が非常に小さいワラジムシ、トビムシの飼育を始めました。ワラジムシを飼育し始めて半年以上経過し、安定的に繁殖させることができるようになったので私の飼育方法を紹介します。

 

ワラジムシとは

ワラジムシは厳密には昆虫ではなく、甲殻類のなかまです。ワラジムシの由来は昔の人が履いていた草鞋に似ているからだそうです。英語だとWoodliceというそうです。

 

多くの人が知っているダンゴムシに似ているのでよく混同されています。丸くならない奴とも言われていたり、室内に侵入する害虫として駆除されることもあるようでなにかと不遇ですね。

 

ワラジムシの飼育環境

飼育に必要な物

ワラジムシの飼育ケース

ワラジムシの飼育ケース

たいそうな物は必要ありません。その気になれば無料で調達できます。この画像のようにセットしてワラジムシを飼育しています。

飼育容器

私はシーラケース製のクリアスライダーを使っています。特に加工せずとも視認性・保湿性・コバエ防止能力が優れているためです。

大量に繁殖させてワラジムシタワーを作りたい方は薄くて底面積のあるタッパーを購入して、フタを加工した自作ケースを使った方がいいです。倒れないように工夫すれば何段にも積み重ねができますから。

 

床材

腐葉土と広葉樹の落ち葉が理想です。落ち葉は公園や道沿いで拾えると思いますが、農薬がまかれていたりするとワラジムシに害があるかもしれないので気を付けた方がいいです。

 

私は腐葉土をメインにして、1割くらいヤシガラも混ぜています。はじめのころは落ち葉もいれていたのですが、雑虫を殺すために行う熱処理が面倒になって入れていません。でも絶対あった方がいいと思います。餌・隠れ家にもなりますし、湿度の調節がやりやすくなる気がします。

 

床材の湿度はちょっと文字だけでは説明するのが難しいかもしれません。表面は極僅かに湿度があって、少しほると湿ってる感じです。波際から少し離れた日当たりのいい砂浜のイメージです。掘ったら結構湿ってますよね?

 

隠れ家

野外だとワラジムシは石の裏にいたりします。ならば飼育下でも再現してやろうということで入れています。隠れ家の下は床材表面との湿度差ができるので好きなところを選べるし、隠れ家・雌雄の出会いの場にもなるので入れた方がいいと思います。私は植木鉢の破片を入れています。朽木・樹皮なんかもよさそうです。

 

エサ皿

ワラジムシにあげる餌をおいてます。

登れるようにザラザラしたものを使用します。

 

ワラジムシの餌

ワラジムシは割と何でも食べるみたいです。
基本は床材で使っている腐葉土・ヤシガラを食べています。

1週間に一度、野菜(ニンジンとか)とカルシウムパウダーを与えています。ドッグフード・熱帯魚の餌などのタンパク質はごくたまに与えています。

 

エサを与える時は床材に直接置かないで、皿になるものの上に置いています。与えた餌からダニ・カビが発生するのを防ぐためです。

 

日々の管理

ワラジムシの飼育は特に手間がかかりません。定期的に餌やりをし、床材が乾燥しすぎていないか確認するの2つしかやることがありません。あとは容器内を清潔に保つことですかね。食べカス・カビっぽいものがあれば取り除いています。

 

最後に

私はワラジムシを餌にすることが目的で飼育し始めましたが、数か月飼育しているうちに可愛く思えてきてペット化しました。飼育スペースもとらない上に手間もかからないので導入を考えていた方はすぐ飼育した方がいいと思います。

 

以上、ワラジムシの飼い方をまとめた記事でした。

 

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